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e売るしくみ研究所
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をコンサルティングする毎日を送ります!

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市川市本八幡で働く社長のブログ

更新日:2007,06,29,Friday
先日、任天堂の時価総額がソニーの時価総額を抜いたニュースを聞きました。

これは、すごことですよね。
単なるゲーム屋さんが、総合エレクトロニクスのソニーの時価総額を抜いたのですから・・・

一昔前では、考えられないような事が起きるのが、これからの時代みたいです。


ところで、ソニーのゲーム機は苦戦が続いています。

ソニーがプレステを出した頃、セガの湯川専務(みなさんCMおぼえていますか?)のインタビュー印象に残ります。
「あっちは、いろいろある商品の中のひとつでしょ。うちは、ゲーム機専門だよ。負けるわけ無いじゃん」
と仰っていましたが、結果は、ソニーが勝ち残りました。

そして、しばらくの間、ソニーの一人勝ちが続きましたが・・・
今のゲーム市場では、任天堂の方が分があります。

理由のひとつは、本日のタイトルの「マーケティングの力」です。

ソニーがゲーム機を出した頃は、スーパーコンピュータ並みのプレステの画像がインパクトがありました。
(僕も思わず買ってしまいました。。。)
プレステが成功したのは、その頃のゲーマーと、新し物好きの人を取り込んだからです。


しかし、その後の戦略は、ちょっと疑問が残ります。
なぜか?
それは、ソニーらしからぬ「マーケティング力」をおろそかにした事です。


プレステの後継機は、機能を増強しただけのマシーンです。
それは、ゲーマーユーザーにはバージョンアップで欲求を刺激されるものですが、新しいユーザーの開拓はできません。(つまり、マーケットの拡大は無理)

なぜか???
新しいユーザーを獲得するには、ゲーム機能の機能を売るのではなく、「ゲームによって得られる楽しい時間」を売らなければいけないのです。


昨今の任天堂がこれを非常に意識しています。

例えば、持ち歩きながら、対戦しながらあそぶゲームボーイ。
体を使いながらあそぶゲーム機wii。
DSの能力開発系ソフト・・・あそぶからまなぶ機械への進化。

任天堂はゲームと言うマーケットで、機能の進化より使い方・使われ方の開拓をしてきたのが、昨今の任天堂とソニーの評価の違いにつながっているのではないかと思います。


ソニーは、かつて「音楽を持ち歩く」と言うコンセプトでウォークマンを発売しました。
これは、まさに技術とマーケティングが見事に融合した商品です。

昨今のソニーは、このようなマーケティング力を使った商品が少ないのが気になります。


そうそう。
当社も「ビジネスブログ」という土俵で、どんな使い方・使われ方ができるのかを日夜研究して、他社とは違うマーケットでビジネスを拡大していきたいと考えております。(最近流行り?のブルーオーシャンちっくな戦略です(^^))


更新日:2007,06,25,Monday
明日は、TOTOリモデルクラブの横浜支部IT委員会にてビジネスブログ制作セミナーを実施します。

e売るしくみ研究所では、ビジネスブログを使ったホームページ制作セミナーを実施していますが、このコンテンツを外部の勉強会にOEM供給しています。
今まで、通販ショップ向けセミナーや工務店勉強会向けセミナーなど実施しました。


今回は、リフォーム専門店の方々が参加されるので、それようにカスタマイズして研修します。
今日はその準備でバタバタなので・・・この辺にて^^;


更新日:2007,06,20,Wednesday
ある程度知識があると「ホームページ制作で独立しようかなぁ」と考える人が多いかもしれません。

でも、気をつけて下さい。
ホームページの制作では儲かりません。

ホームページの制作業界は、手軽に独立できるので、現在過当競争に入っています。
ようするに、価格破壊の世界です。

一昔前であれば、50万以上で受注できたものが、現在は、数十万です。
ビジネスブログが出てきてから、安いものであれば、1ヶ月数千円でホームページが持てるようになりました。しかも、自分で更新できる・・・


「数十万で受注できるなら、いいじゃん」
と独立前の方は、思うかもしれませんが・・・
ホームページ制作の業界は、キャッシュフローが悪いです。

契約の取り方にもよりますが、制作前に前金でもらって、完成後、残りをもらうと言う形式が一般的ですが、制作期間はだいたい数ヶ月かかります。
その間は、前金で経費(自分・スタッフの給与、事務所費など)をまかなわなくていけません。

ですから、複数の制作案件をまわしながら、新たな受注活動を行わなければいけないので、結構しんどい仕事なのです。


ようするに、「作って売る」というビジネスモデルは、受注金額が高ければよいのですが、現在のホームページ制作業界の受注金額では、あまり儲からないビジネスなのです。
ライブドアが、ホームページ制作を前身として、ポータルサイトや金融ビジネスに触手を伸ばしたのは、「作って売る」仕事が儲からないと気づいたからでしょう。

これから、「ホームページ制作で起業しよう!」と考えている方は、このビジネスモデルを越える仕組みを考えないと、「忙しいけど生活が苦しい・・・」と言う感じになります。
下手をすると、サラリーマンの方が良かった・・・となりかねません。
ご注意下さいませ(^^)


更新日:2007,06,19,Tuesday
皆さんは、起業するとき、一番大切なことは何だと思いますか?

「資金?」
「資格?」
「商品?」
「人材・仲間?」
・・・

数え上げればキリがありませんね。

僕の拙い経験から言うと、起業初期で一番大切なのは「顧客」です。
ようするに、「どうやって顧客を獲得するか?」が一番大切です。

サラリーマンから独立して起業する方を少なからず見てきましたが、彼らの多くは、今、サラリーマンに戻っています。
理由は、「商品」を揃えるために、「資金」を借り入れてしまったためです。
そして、「商品」を売る先・・・顧客がいなかったために、恐らく資金がショートして廃業されたのだと思います。


僕は、起業前に無料で「顧客リスト」を作りました。
そして、その顧客たちが欲しがるサービスを考えて、作りました。
そこから徐々に資金を作って、徐々に付加価値の高いサービスを提供して、ようやく、現在、僕を含めて4名が運転できる会社に成長しました。


最初に、資金を借り入れ、商品を用意して、顧客を見つけていたら、アッという間につぶれていたでしょう。


それから、もっと言えば、起業する前の事業計画なんて、ぜんぜん、当てになりません。
当初予定していた計画は、すぐに、頓挫します。
理由は簡単で、所詮は、机の上で考えている絵空事だからです。
(実際に営業活動を始めると、すぐに、「これは駄目だ」と分かります)


ということで、これから起業される方は、「どうやって顧客を獲得するのか?」を最優先に、できれば、起業する前に見込み客リストを作っておくと良いでしょう。(ネットを使えば、無料でリストは作れますよ!)




提供:ホームページ制作e売るしくみ研究所